60を超えるマルチクラス抗生物質の分析
Featured Application:LC-MS/MSによるRaptor C18 を用いたマルチクラス動物用医薬品分析
- 高い分離効率と短い分析時間を実現
- 残留抗生物質分析の汎用性とグローバルな適用性―定量用に各クラスのパネルの最適化が可能:
- マクロライド、リンコサミドおよびストレプトグラミン系抗生物質 (図 1)
- アンフェニコール、テトラサイクリン系抗生物質 (図 2)
- キノロン系抗生物質 (図 3)
- ペニシリン、セファロスポリンおよびテトラサイクリン系抗生物質 (図 4)
- サルファ剤 (図 5)
(イオノフォア抗生物質にはRaptor Biphenylを使用 [図 6])
食用動物に対する抗生物質の使用は、薬剤耐性菌を発生させる可能性があるため、公衆衛生上および安全上の懸念事項です。EUおよびカナダの多くの国では、治療以外の目的での抗生物質の使用を禁止しており、米国では抗生物質の成長促進剤としての使用を減らす政策を実施しています。動物用抗生物質の適切な使用を規制するために、米国食品医薬品局(FDA)は、様々な動物組織および食品について最大残留限界(MRL)を設定しています(21CFR Part556)。この規則を満たすためには、さまざまな種類の抗生物質の高感度、効率的、信頼性の高い分析法が必要であり、Raptor C18LCカラムが理想的な選択肢です。
図 1: Raptor C18を用いたマクロライド、リンコサミドおよびストレプトグラミン系抗生物質のLC-MS/MSによる分析
図 2: Raptor C18を用いたアンフェニコール系、テトラサイクリン系抗生物質のLC-MS/MSによる分析
図 3: Raptor C18を用いたキノロン系抗生物質のLC-MS/MSによる分析
図 4: Raptor C18を用いたペニシリン、セファロスポリンおよびテトラサイクリン系抗生物質のLC-MS/MSによる分析
図 5: Raptor C18 を用いたサルファ剤のLC-MS/MSによる分析
図 6:Raptor Biphenyl を用いたイオノフォア抗生物質のLC-MS/MSによる分析