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固相抽出CarboPrep Plus SPEカートリッジによるサンプルクリーンアップで装置のダウンタイム低減、サンプルスループット向上!

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  • 汚染物質除去を最大限に
  • 装置のダウンタイムの低減
  • より高いサンプルスループット
 

環境ラボの管理者が聞きたくない言葉: 「装置がダウンしています」

注入口やカラムの汚染による予定外のメンテナンスのために装置がダウンすると、利益を上げるどころかコストがかかり、さらには顧客の納期や性能要件を満たすことが難しくなることを環境ラボの責任者であればご存知でしょう。

また、分析用サンプル前処理ラボの責任者であれば、まずサンプル前処理のプロセスがシンプルで再現性が高く、効果的であることが求められると理解しているはずです。このようなプロセスを確立することで、エラーの発生を最小限に抑え、クリーンな抽出液を安定して提供することが可能になります。さらに、抽出液の品質が向上すれば、サンプルクリーンアッププロセス中に混入する汚染マトリックス成分を削減できます。その結果、汚染による分析装置のダウンタイムを防ぎ、ラボ全体の運用効率が大幅に向上します。

残念ながら、土壌や水中の有機塩素系農薬の分析において、業界標準のサンプル前処理製品である活性化Florisil SPEカートリッジでは、注入口ライナー内に凝縮したり、分析カラムの注入口側をコーティングしたりする最悪のサンプルマトリックス汚染物質を除去することはできません。Florisil製品は極性化合物の混入を防止するのには適しています。しかしながら、一般的に、極性化合物が原因で装置のキャリブレーションチェックは失敗しません。したがって、予定外のメンテナンスが必要になったり、新しいサンプルの処理が遅れたりすることはありません。さらに、消耗品の交換費用が予定より増加することもありません。

サンプルに比較的高分子量のサンプルマトリックス化合物が含まれている場合、それらは注入口に残留し、高感度分析の妨げになることがあるため、別の対策が必要になります。幸いなことに、Restekの固相抽出カートリッジResprep CarboPrep Plus SPEは、これらの妨害化合物の除去においてFlorisilsカートリッジよりも優れており、お客様のラボにおいてシステムを保護し、サンプルの効率的かつ継続的な分析の実現に効果的です。

Figure 1: CarboPrep Plusクリーンアップにより、装置の稼働時間は、Florisilクリーンアップサンプルを同じ装置で分析した場合と比較して、2倍以上になりました。

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サンプル前処理ラボにとって簡単な変更

注入口を汚染し、目的分析対象成分を分解するマトリックス成分を除去するには、Florisil製品とは異なる選択性を持ち、すべての目的分析対象成分を溶出できるサンプル前処理製品が必要です。しかし、標準的なFlorisil製品によるクリーンアップを実行するように設定されているラボでは、新しいプロセスに切り替えると現在お使いのものの在庫調整などの問題が起こる可能性があります。

Restekの固相抽出カートリッジCarboPrep PlusであればFlorisilで使用していた装置や溶媒、溶媒量をそのまま利用できるため、切り替えが簡単です。さらに、CarboPrep Plusチューブに使用されている特別に処理されたカーボンは、サンプル中に含まれる注入口汚染マトリックス成分を、より効果的に除去します。

Restekの固相抽出CarboPrep Plus SPEカートリッジは、活性化Florisilカートリッジとは異なる選択性を持ちますが、同じ手順で目的の化合物を溶出し、汚染化合物を除去することに変わりはありません。変更するのはカートリッジだけでよいのです。

Figure 2: CarboPrep Plus SPEカートリッジは、標準的なFlorisilクリーンアップ手順と同じ溶媒、溶媒量、抽出マニホールドを使用しますが、クリーンアップの違いは視覚的にもクロマトグラフィー的にも明らかに改善されています。

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安定した信頼性は分析ラボにとってもメリットがあります

独自の処理により、Restekの固相抽出カートリッジCarboPrep Plus SPE内のカーボンはクリーンで一貫性があるため、抽出プロトコルを標準化できるだけでなく、カートリッジの新しいバッチごとに溶出量を最適化する必要がありません。これによって、サンプル前処理ラボのワークフローは簡素化され、バッチ間差を抑えた再現性のあるデータ取得をサポートします。こうした優れた特徴により、RestekのCarboPrep Plusによるクリーンアップは、効率的かつ高精度な固相抽出が求められる多忙な分析ラボに最適な選択肢となります。
メンテナンスのためのダウンタイムを大幅に削減し、回収率の向上と妨害バックグラウンドの低減を一貫して実現します(Table I参照)。固相抽出プロセスとして重要なクリーンアップを効率化することで、サンプル前処理全体のスループットが向上し、安定した結果を提供します。

Table I: 有機塩素系農薬および代替化合物(TCMXとDCB)の正確で安定した回収率が得られるので、CarboPrep Plusカートリッジへの切り替えは、分析性能を手軽に向上させる理想的な選択肢です。

化合物 平均 % 回収率* % RSD
TCMX 99.8 1.3
hexachlorobenzene 97.6 2.3
alpha-BHC 99.2 1.3
gamma-BHC 98.1 1.4
beta-BHC 98.7 1.4
delta-BHC 98.7 1.7
heptachlor 101.2 1.7
aldrin 97.1 1.7
heptachlor epoxide 98.6 1.6
gamma-chlordane 98.2 1.8
alpha-chlordane 96.9 2.2
4,4’-DDE 96.8 1.6
endosulfan I 98.0 1.4
dieldrin 97.8 1.4
endrin 98.4 1.6
4,4’-DDD 97.4 1.4
endosulfan II 94.6 5.5
4,4’-DDT 98.2 1.2
endrin aldehyde 96.1 1.2
methoxychlor 100.2 2.1
endosulfan sulfate 97.1 2.2
endrin ketone 98.1 0.8
DCB 97.8 2.2

*n = 3つの異なるロットからそれぞれ6つのカートリッジを使用して分析し、合計18のデータポイントを得ました。

Figure 3: ロット間に一貫性があるため、一般的なクリーンアップ手順で使用される10 mLの回収容器内ですべての目的化合物が溶出し、安定して高い回収率を実現します。この図は、有機塩素系農薬の一部がCarboPrep Plusでどの程度保持されるかを示しています。最も保持の高い化合物であるヘキサクロロベンゼンでさえ、97.6%(2.3% RSD、Table I)と、一貫して高い回収率を示しました。Table Iに示したすべての化合物は、テトラクロロメタキシレン(TCMX)よりも早くCarboPrep Plusカートリッジから溶出するため、ヘキサクロロベンゼンを分析しないラボでは溶出量を減らして時間短縮が可能です。

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Figure 4: CarboPrep Plusカートリッジは、独自の処理と厳密な社内製造管理により、カートリッジごと、ロットごとに妨害バックグラウンドが極めて低い状態で製造されています(ピークリストと分析条件を含む完全版はPDFでダウンロード可)

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CarboPrep Plus SPEカートリッジに切り替えるだけで、ラボの生産性は向上します

サンプルがGC注入口やカラムを汚染し、有機塩素系農薬のキャリブレーションチェックの失敗、予定外の装置メンテナンス、再作業、遅延、予期せぬ出費にお困りの場合は、サンプル前処理の選択肢にCarboPrep Plusカートリッジの追加をご検討ください。Florisil製品は極性マトリックス汚染物質の除去に優れていますが、注入口やカラムを汚染するマトリックス汚染化合物は除去されず、装置内に蓄積される可能性があります。汚れたサンプルによって装置がダウンするリスクを軽減しながら、一貫した回収率を得るには、有機塩素系農薬のワークフローにCarboPrep Plus SPEカートリッジをお選びください。

製品のご購入はこちらから www.restek.com/CarboPrepPlus

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