アセトニトリルとスプリットピークとQuEChERS
4 Feb 2009
溶出の早いピークをフォーカシングさせるために、スプリットレス注入による「溶媒効果」では溶媒沸点よりも10-20℃低いオーブン初期温度を使用します。しかし、抽出液がアセトニトリルになる QuEChERS法を利用している方は、「溶媒効果」を得ることが難しいことに気づいているでしょう。アセトニトリルの沸点は82℃です。オーブン温度のスタートが60℃であれば、良好なクロマトグラムが得られるはずです。 しかし、揮発性農薬であるジクロベニルは、複数のピークに分かれてしまいます。これはなぜ起こるのでしょうか?極性溶媒を非極性固定相のRxi-5Sil MSに注入しているためです。極性の不一致は、溶媒を分散させ、スプリットピークにつながります。
Before I blog again on this issue, I want to hear reader comments, including practiced solutions to the problem. Readers who got the paronomasia in the headline (Me Seein’ Split Peaks) get extra points. OK, I admit it; I didn’t know that a pun was a paronomasia until I went to Wikipedia.
Further reading: http://en.wikipedia.org/wiki/Pun