硫黄分析では従来、カラムの不活性度を向上させるためにPTFEチューブを用いて行われてきた。しかし、PTFEチューブはガス透過性があり、効率の高い充填が困難で、収縮しやすく、熱安定性に劣るという問題がありました。Rt-XLSulfurパックドカラムまたはマイクロパックカラムは、これらの問題を解決します。Rt-XLSulfurカラムの充填剤は、低ppbvレベルの硫化水素やメチルメルカプタンを分析するために広範囲に不活性化されています。また、炭化水素と硫黄化合物の分離を効果的に行うための処理も施されています。Rt-XLSulfurカラムの内壁とエンドフィッティングはSulfinert処理されており、PTFEと同等の不活性度を実現しています。このカラムの製造には細心の注意が払われているため、硫黄化合物のより正確な分析が確実なものとなります。
注:カラムにはカラムナットとフェラルは含まれません。オプションの取り付けキットを別途ご注文ください。
カラムコンフィグレーション一覧:
-800 General—General Configuration
-810 Agilent—(HP) 5880, 5890, 5987, 6890, 7890, 8890
-820 Scion (Bruker 430, 450) (Varian—Scion 3700, Vista Series, FID)
-840 PerkinElmer—PE Auto System 8300/8400/8700, Clarus 500
-850 Shimadzu 14A—Shimadzu 14A, 2014
その他のカラムコンフィグレーションも可能です。