容量ガイドライン:緩衝液での1:1希釈を含め、サンプルの全量が珪藻土吸着剤に吸収されるため、十分な負荷容量(1µL の希釈サンプルに対し1mgの吸着剤)を選択することが非常に重要です。例えば、100µLのサンプルは緩衝液で1:1に希釈する必要があり、全量が200µLになるため200mgの吸着剤が必要となります。
支持体液液抽出(SLE)についてさらに詳しく
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希釈注入法は比較的マトリックスがきれいなサンプルでは効果的です。全血などの複雑な生体試料はクリーンアップ手順が必要となり、そうでなければ結果が不正確になる可能性があります。タンパク質、リン脂質や塩などのマトリックス成分は、データの整合性を損なうサプレッションやエンハンスメント効果をもたらします。固相抽出(SPE)と液液抽出は、きれいな抽出物を得るには優れた方法ですが、時間がかかる上、常に必要とは限りません。サンプル前処理検討の最初のステップには、支持体液液抽出(SLE)がお勧めです。大がかりな処理が不要なサンプルでは、SLEクリーンアップは迅速で効率的、そして完全自動化が可能なソリューションです。